万年筆は書き方が大切

 

万年筆の書き方は一般的なボールペンとは違います。そのため、万年筆を初めて使う人は正しい万年筆の書き方を覚えるべきです。我流の万書き方でもいいですが、正しい万年筆の書き方をすることで上手に文字を書くことができるのです。また、万年筆の書き方を工夫することでペンだこや腱鞘炎の予防となり、長時間文字を書いても手が疲れないメリットがあります。

最初は正しい万年筆の書き方をしても書きにくいでしょう。しかし、万年筆の書き方に慣れてしまえばスムーズに文字を書くことができます。そのため、正しい万年筆の書き方で意図的に書いて慣れることがおすすめです。

今回は万年筆の書き方のノウハウを3つ紹介していきます。それぞれのノウハウを駆使して正しい万年筆の書き方を覚えて、上手な文字を書くことができるようになってください。万年筆で上手な文字をスムーズに書くことができれば、万年筆の魅力にまたひとつ気づくことができるでしょう。

 

 

ノウハウ①正しい向きや最適な角度で書く

 

万年筆の書き方で大事なことは、正しい向きや最適な角度で文字を書くことです。万年筆は書く向きが決まっています。そして、書く時の角度によって線の太さなどが変わってきます。そのため、正しい向きや最適な角度で文字を書くべきなのです。

ボールペンや鉛筆などはどの向きだろうと関係なく書くことができます。しかし、万年筆は書く向きが決まっているのです。基本的にはペン作部分に刻印などが記されている面が上向きとなります。意外と間違った向きで万年筆を使っている人もいるので確認してみてください。

万年筆の書き方として最適な角度は45度~60度が目安とされています。ボールペンの書き方に比べると寝かせ気味になります。これは万年筆の設計によるものです。万年筆のペン先は、あまり角度をつけるとインクの流れが細くなります。その一方で、浅すぎる角度だとインクが出ないのです。そのため、角度を変えることによって線の太さを変えることもできます。基本的には45度~60度の角度が最適な角度ですが、自分のスタイルに合わせた角度を見つけるのもおすすめです。

 

万年筆の書き方としては正しい向きと、最適な角度を意識するべきなのです。

 

 

ノウハウ②適切な筆圧で書く

 

万年筆の書き方で重要なポイントになってくるのが筆圧になります。万年筆はボールペンなどと違い、余計な筆圧をかけなくてもスムーズに文字を書くことができます。これは万年筆が毛細管現象を利用しているからです。そのため、上手な文字を書くためには余分な筆圧をかけないで文字を書くようにしましょう。

また、万年筆の書き方で筆圧を使う分けることができれば、文字に変化をつけることができて感情を表すことができます。筆圧を使い分けためには基本となる筆圧を身につける必要があります。練習帳などに文字を書いて一定の筆圧で文字を書けるようになりましょう。そして、一定の筆圧で文字を書けるようになったら、筆圧の強弱をつけられるように練習してください。

基本的に万年筆は筆圧を強めることで太く濃いダイナミックな文字を書くことができます。万年筆の書き方としては筆圧をコントロールできるようになるべきです。筆圧の強弱でさまざまな文字を書き、表現することができるのが万年筆の魅力なのです。

 

 

ノウハウ③ペン先のねじれに注意

 

万年筆の書き方の注意点としてはペン先がねじれてしまう人です。ペン先がねじれてしまうのは文字を書くときの癖なのですが、万年筆で文字を書くときには直すようにしましょう。ペン先がねじれたまま文字を書いていると万年筆を傷める原因となってしまうのです。

ペン先がねじれてしまう人は、ペン先が紙と水平に接するように意識してください。ペン先と紙が水平になるように書くだけでねじれてしまうのを解消することができます。なかなか意識しながら書くのは大変ですが、慣れてしまえば意識しないで書くことができます。

万年筆の書き方は上手な文字を書くためには大切なことです。今回紹介した万年筆の書き方のノウハウは上手な文字を書くためのヒントになります。後は、紹介したノウハウを駆使しながら自分に合った万年筆の書き方を見つけて上手な文字を書いてみてください。

 

 

番外編 左利きの人の万年筆の書き方

 

ここまで万年筆の書き方のノウハウを紹介してきました。しかし、実は左利きの人はまた少し書き方が違ってきます。そこで、番外編として左利きの人の万年筆の書き方を紹介していきましょう。

左利きの人は万年筆を使うと文字が書きづらいです。これは、左利きの人は横線を書くときに押す動きになるからです。また、横書きの場合には左から右に文字を書くので、文字が左手に隠れてしまいます。そして、左手でこすってしまいインクで汚してしまうのです。このように、左利きの人にとって万年筆は書きづらいのです。

そこで、左利きの人が万年筆で文字を書くときには万年筆の持ち方を変えたり、左利き用の万年筆を使用したりすることで書きづらい原因を解消することができます。

左利きの人におすすめの持ち方は、左手の甲が自分で見えるように真っ直ぐに置いて、ペンが右方向に倒れるような持ち方です。この持ち方なら余計な力を入れないで文字を書くことができます。さらに、書いた文字が左手で隠れることもありません。

また、左利き用の万年筆を使用するのもおすすめです。左利き用の万年筆は紙との摩擦を小さくするようにペンポイントを大きくしています。そのため、押して書く左利きの人でも書きやすくなっているのです。

左利きの人が万年筆を使用する場合には、持ち方を工夫するか左利き用の万年筆を使用するのがおすすめです。左利きの人でも持ち方を工夫や左利き用の万年筆を使用すれば問題なく万年筆で文字を書くことができます。ぜひ、左利きの人も万年筆を使用してみてください。

 

最後に:万年筆の書き方の練習

 

万年筆の書き方がおおよそ分かってきたら、あとは練習して万年筆に慣れるだけです。

万年筆の練習をするにあたって、ペン字講座などの通信講座を利用するという方法を思いつくかもしれませんが、今回はあくまで万年筆の書き方に慣れたいので自宅でいいですから万年筆を使ってどんどん書いていくことがおすすめです。

その練習に使えるものとして、「万年筆の美文字練習帳」(岡田崇花著)という書籍があります。万年筆で美しい文字の書き方を学び、そして実際に書けるようになるまで練習できる練習帳です。

この本は実際に練習できるところが多く実践向きで、解説も大変わかりやすいです。

他にも多数ありますので、とにかく万年筆の書き方を実践で学び、どんどんうまくなるよう相当量の練習をこなしてください。